LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
これからを生きる私たちは、長寿化の進行により、100年以上生きる時代、すなわち100年ライフを過ごすこととなる。
本書は、テーマとして、「100年時代の人生戦略」を1冊に収めた名書だ。
新しい人生の節目と転機が出現し、「教育→仕事→引退」という人生から、寿命が延びれば、70代、さらには80代まで働くことが当たり前となっていく。また、仕事のステージの長期化に伴い、ステージの移行を数多く経験する「マルチステージ」の人生へと様変わりする。
引退後の資金問題にとどまらず、「スキル」「健康」「人間関係」といった『見えない資産』をどう育んでいくか、今後どんな時代が訪れ、どんな生き方を模索すればいいのか。
「自分は何を大切に生き、何を人生の土台にしたいのか」という問いに向き合わざるを得ない。自分らしい人生の道筋を描くための羅針盤として、何度も読むことをおすすめします。
影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか
本書は、社会心理学による考察から人が要請を受け入れる心理的原理を「影響力の武器」と名付け、様々な承諾誘導のテクニックや考察を一冊にまとめ、現代を生きる人々に社会と人間の関係の在り方を問う内容となっています。
著者は、承諾誘導の戦術は大きく6つのカテゴリーに分類できるとしています。
影響力の武器を細部にわたって細かく説明しており、それぞれのカテゴリー毎に、実験や考察を元に、人間はどのような行動を取るのかについての説明や歪んだ情報によって罠に陥らないための防衛法も紹介しています。
情報過多で変化のスピードが速く、情報の取捨選択の必要な現代社会においては、まさに必読の1冊と言えます。
金持ち父さん貧乏父さん
本書は登場人物として、金持ち父さんと貧乏父さんが登場する、物語形式のビジネス書となっています。
全世界累計2800万部、日本でも累計300万部という発行部数を誇っているので、名前は聞いたことあるが、そういえば読んだことなかったなという人は、非常にわかりやすく納得のいく構成となっており、お金に関する考え方の違いが人生には大きく影響するのだということを教えてくれます。
義務教育の中では、『お金に関する考え方』や『知識』や『方法』を学ぶことはありません。
お金持ちになるために学ぶべきことは何なのか。義務ではないですが、30代のうちに必ず読んだ方が良い本のうちの1冊です。
「金持ち父さん貧乏父さん」という2人の父親から受けた“教えの違い”を要約して分かりやすく読者に伝えてくれています。